Systemd

Ubuntuの/tmpをtmpfsにする方法

systemd のデフォルトでは /tmp は tmpfs でマウントされるようになっている。 でも Ubuntu では /tmp で tmpfs を使わないようにしてある。何度か /tmp を tmpfs にする試みはあったらしい1が……。 まあどうでもいいといえばどうでもいいが、Ubuntu の /tmp を tmpfs にする方法。 $ sudo systemctl enable /usr/share/systemd/tmp.mount $ sudo reboot これだけ。 通常、systemd では /tmp は tmp.mount でマウントされる。 Ubuntu でもこのファイルは /usr/share/systemd にインストールされるようになっていて、ユーザの好みに合わせて使える。 ただし、ここはユニットファイルの検索パスに入っていないので普通に指定すると有効化できない。 というわけで、フルパスを指定して mount unit を有効化することで、直接使えるようにしている。 起動中に /tmp をマウントし直すと中に置いてあるファイルが見えなくなってしまうので、再起動するのが安全だと思う。

Socket Activation

systemd の Unit ファイルっぽいものにはいろいろ種類があって、 一番よく見かける .service のやつの他にも .socket とか .mount とかいろいろある。 その中で、ソケット関連を systemd がよしなにやってくれる socket activation というやつが 便利そうだったので適当に触ってみた。 service と socket について socket の方を enable しておくと、systemd が指定したソケットを見ておいて、 必要なときに対応する service の方を起動してくれる。 んで仮に service を止めたとしても、socket の方が残ってればまた 接続があったときによしなに service を起動してくれる。 完璧に Unix ドメインソケットの話してるけど、ソケットのファイルの管理は 地味にめんどい (ファイル残ってると次回起動するときに面倒くさいので消したいとか パーミッションをいろいろやりたいとか) のでそのへんを自動でやってくれるのは便利だなと思いました。