Arch LinuxでWindowsの起動USBを作る方法

Windows のイメージは Microsoft のサイトからダウンロードできるが、 クソデカファイルが含まれているので、そのまま焼いても (USB の作成は成功したように見えるが) 壊れた起動 USB ができている。

FAT32 は 1 ファイルのサイズには 4 GiB の制限があるが、ISO ファイルには 5 GiB 超の ファイルが入っているのでそのまま焼くことができない。 このクソデカファイルを分割することで、この制限を突破することができるので、 その方法で起動用の USB を作成する。

1. USB を FAT32 でフォーマットする

普通。コマンドでやるなら下みたいな感じかな。

# parted /dev/sdb
(parted) mklabel msdos
(parted) mkpart primary fat32 0% 100%
(parted) q
# mkfs.fat -F32 /dev/sdb1

sources/install.wim 以外をコピーする

ダウンロードしてきたイメージをマウントし、中のファイルをコピーする。 cp でやるなり rsync 使うなりお好みで。

ただし、install.wim だけは 4 GiB を超えているのでコピーしない。

install.wim を分割して入れる

install.wimwimlib というツールを使って分割する。 Arch Linux の場合は pacman でインストールできる。

# wimlib-imagex split <ISO のマウントポイント>/sources/install.wim <USB のマウントポイント>/sources/install.swm 3800

完成。おしまい。